今月は〈審判〉、今日は〈ワンド4〉
〈審判〉
死者がよみがえる。
思いだし、PKディックの「逆まわりの世界」をポチった。
放浪途中に出逢ったディックの最初の小説。もちろん他の色々な品々同様に放浪途中に紛失。
どんな筋書きだったかも想いだせないが墓場から死者が生きかえるという設定。逆回りに流れる時間。
楽しかったなぁ、あのころ。戻りたくないが。
(死者がよみがえる)とはどういう事なんだろう。
遠い昔に無くした何か。何かがないまま過ぎる月日。無いことに慣れていく日々。何を無くしたのかすら分からなくなる。無くしたことすら忘れる日々。その日々が壊れることによる心の作用。
〈ワンド4〉
迎え入れてくれる館と人たち。ホテルカリフォルニアではなく、ロードハウスだろう。
いずれは立ち去る場所。今は休む。
〈審判〉〈ワンド4〉
まずは肩に担いだ荷物を降ろす。休む。
そうすると、なにを無くしたのかを想いだせる。
探しに戻るも善し、ないままに進むも善し。
乞食、サラリーマン、売春婦、プッシャー、反社会勢力、軍人、役人はどこの国にもいるだろうが、サドゥがいる国ってインド、ネパールだけ?パキスタンやバングラデシュにもいるかな。
6月の運勢をアップしました。
6月のインタビューをアップしました、今月は「タイムマシンの旅」です。
中川昌彦オフィシャルサイト
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