今月は〈審判〉、今日は〈ペンタクルス9〉
〈ペンタクルス9〉
知っている方がいたら教えてください。
地面に描かれている虫はどういう意味があるのでしょうか? カタツムリだと思うんだが、シンボルとしたら甲殻類という分別でいいのでしょうか?
意味は、見たまんま。「成功」「達成」です。だが、ここでとどまることは意味しない。
なぜ、鳥が飛ばずに彼女の手に止まっているんだろう。鳥は雲や虹と同じく天界のメッセージ。
葡萄が実った畑。畑は大地を耕す行為を表し、大地を耕すことは日々の生活に丹精をこめたということの象徴。
〈ペンタクルスエース〉が大地に花を咲かすことでゲートを作り上げたように、〈ペンタクルス9〉は自分の持てる能力(衣装の模様から連想できるように、性的能力も含む)を思いっきり使い、成功することで、鳥・天界のメッセージを聞く。
全力を尽くし成功すること。
ちょっと前にアスリートが「成功を求めるな、成長を求めろ」みたいなことをつぶやいて炎上してました。個人的には、成功も成長も欲しい。
諦めない人だけが成功するのか、諦めた人だけが成功するのか。
こればっかりは人それぞれだなぁ。
あ!ちょっと格言めいたことばが閃きました。
「諦めないことで成功し、諦めたことで成長する」
人物のポーズにも意識をとめること。
〈ソード7〉〈ソードペイジ〉にもつうじます。「注意深く」というイメージをリーディングに付け加えると深みが出ますよ。
恋愛で観たときに〈ペンタクルス10〉ではないことを忘れずに。
〈審判〉
キリスト教的には最後の審判のシーンを描いていると述べられています。
ヒンドゥー教的には梵我一如。
仏教的には涅槃?イスラム的にはスーフィズム?
その境地に至る過程。天使も歓喜にわく人々も一体化することを目指すカードと読んでも構わないのじゃないだろうか。神秘思想。
ニューエイジ的に言えば、Doors、知覚の扉。
羊の首を切り落として供儀としていた風景が忘れられない。そのあとで俺も食べてしまったんだが。
今日は〈世界〉を目指す過程として〈審判〉を思ってみますか。
〈審判〉〈ペンタクルス9〉
全身全霊で区別のない境地を目指す。自他の境のないところを目指す。
何のために?救済のために。
ときたま、いわゆる霊能と称する人たちをクソミソにいう事があるんで信じないのと聞かれることがある。
チュート半端なのが嫌いなのです。僕は自分をオカルティストだと思っています。
チュート半端に「○○は気が悪い」とか「××と悪霊を祓ってきた」とかいう連中が大嫌い。
「お前の頭の悪さを治しなさい、頭のハエをはらいなさい」と言いたいw
僕たちは、順番がきたなら躊躇いなく知覚の扉を開けるべきだとすら思っています。
そう、順番があるんだ。これが不思議。たとえば小説アルケミストの一節。オアシスにたどり着く直前。すぐそこにオアシスがある、夜が来た。そのときのラクダ使いの言葉。
1990年6月22日
目立たないように、ひっそりと死ぬ準備をしていた。どん底だと思っていたしね。ところが・・・まだ底があったことに数年後に気が付く(笑)
生き延びたのは、扉を開けたからだと信じています。
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6月の運勢をアップしました。
6月のインタビューをアップしました、今月は「タイムマシンの旅」です。
中川昌彦オフィシャルサイト
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