2018年5月17日木曜日

5月17日(木) 女帝・ペンタクルス2

休みです。

今月は女帝、今日はペンタクルス2が鍵です。
ペンタクルス2は最近も出た、縁が深まっているのだろう。



ペンタクルス2
背後の荒波に気がついているのか、いないのか。それはどうでもよいことです。
このタロットカードには、人生を楽しむ秘訣が描かれていると想います。




周期的に訪れる文化的浮沈も表します。
そして、生命と時間の消長も表します。
常に変化しているところから、肉体的、精神的新生も表しています。

また、踊りを表しているとも言われます。踊りなら、前景の人物と関連づく。
時間と捉えたら、前景のエタニティと関連づきます。





船。
これもまた面白い。
船+マスト=女+男=両性具有、結合も表している。

もちろん航海も表します。
船旅。豪華客船に乗って世界一周というのはやってみたいとは想わない。たぶん退屈する。貧乏性なんだ。

もし船旅をするのなら、1等とはいかないまでも、2等船室にはしたほうが良いですよ。3等は論外。3等船室の旅客は貨物以下の存在でしょう。

南インドからスリランカ北部への船旅の行きは3等にした。酷かった。
窓の無いだだっぴろい部屋に鶏や山羊などと一緒になった。エンジン音、話し声、鳴き声がうるさいし、臭い。到着してからも手続きは1等の人たちから。3等の俺は炎天下で何時間も突っ立ってイミグレの審査待ち。

インド人の英語も訛りが凄いが、スリランカの入管職員の英語も聞きづらかった。
ま、俺の英語もとんでもないんだけどね。

今はどうか知らないけど、40年ほど前のスリランカもインドと同じく朝からカレーでした。毎日は流石に辛い。コロンボにいたときも時々は高級ホテルに行って英国式朝食を食べてた。

あるとき、高級ホテルのロビーで数名の日本人が話していた。
会話の内容は、両替をしたんだが大きい札ばかりで困った、小額紙幣に交換して欲しいんだが、どう言えば良いんだろうみたいな話をしてた。

40年前くらいの日本人の英会話力ってそんな感じだったんだよ。両替するのも一苦労、ホテルで両替すると損だということも知らない人が多かった。

立ち上がって、その集団に近づいて「お困りのようですか、手伝いましょう」と言って、俺がホテルのフロント係りに英語で話して小額紙幣に交換してもらった。
みんな喜んで「助かりました」とかお礼を言ってくれました。

そして、そのうちの一人が「日本語もお上手ですね」と褒めてくれました(笑)





放浪したいなぁ。。。
結婚して無かったらなぁ。。。




女帝
ザクロが描かれた服を纏っています。印象的だよね。

ザクロには、もちろん性的な意味が強い。形から女性器を想像したんでしょう。
そこで、豊穣という意味が出てきます。

それだけではなく、ザクロの根はいったん分岐し再び絡み合うところから、多様性の統合、和合と言う意味もあります。

ペルセポネーが冥界のザクロの実を食べたので、完全に地上界に復帰できなかった話は知ってる方も多いと想う。
このことから、ザクロは、死を表すこともあります。



冥界の食物を食べると地上に戻れないと言うのは民族を問わず神話に出てきますね。
こういうのが、人間の不思議な点。
人種や文化や言語や思想や宗教の違いが目立つけど、人間って驚くほど共通点って多いんじゃないかと想う。

ザクロの根のように再び絡み合うことはないかもしれないが、「もとは同じだよね」と手を結べたらいいな。




女帝・ペンタクルス2
共通点を探そう。共に歩こう。



現在、5月16日(水)24時50分。
仕事があるのは、本当にありがたい。皆様のおかげです。ありがとうございます。

女帝に川が描かれています。川は時間を表しています。初めてインドを放浪してから40年ぐらい過ぎた。
40年前、350400時間前です。数字にすると脳内では遥か遠くに思うが、身体的には背中に貼り付いている。


あと、3年か4年頑張って生きて探して、それでも答えが見つからなかったら再び放浪生活に戻ろうかなぁとぼんやりと夢想してます。







Love & Peace
今月のインタビューを掲載しました、「嘘」について語っています→ http://www.uranai-japan.jp/intervew.html

5月【5月5日から6月5日】の運勢を掲載しました→http://www.uranai-japan.jp/unsei.html

中川昌彦オフィシャルサイト→http://www.uranai-japan.jp/ 







ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

南無無辺行菩薩
南無上行菩薩
南無多宝如来
南無妙法蓮華経
南無釈迦牟尼仏
南無浄行菩薩
南無安立行菩薩

〔雨ニモマケズ〕
宮澤賢治
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